ウォームアップドリルを紹介するDr. Franksは、彼の著書「Ergogenic Aids in Sport」(Human KineticsPublishers, 1993)の中で、ストレッチに関して以下のようにまとめています。ウォームアップドリルを組み立てていく際のヒントになると思います。
ランニングでは、つま先から指先までほとんどの関節で、全額面・矢状面・水平面の3面での動作が起こっています。この3面での動作がしっかりと機能しないことで、膝や腰などに負担がかかり慢性的な痛みを引き起こすことがあります。そこでその3面の動きをさらに強調する意味でジョギングに加えて、いろいろな動作を付けて行います。先日、ある本を読んでいたら、かつてトレーニングで最先端をいっていたソビエトの子供たちのトレーニングとして、単にジョギングだけでなく、木の周りを他の子供たちと駆け回ったり、ジグザグに走ったり、ホッケーのスティックを持ってお互いに引っ張り合ったりと、体全身を使った動きを重視していたという記事を読みました。これは、まさにトレーニングというよりも昔私たちが、鬼ごっこをしたり、ゴムとびなどをしたりして身に付けた身体能力の1つです。最近の子供たちは、外で遊ぶ時間が少なくなったと聞きますが、特に子供たちのトレーニングでは単に疲れ果てるまでのトレーニングだけでなく、このように自分の体をコントロールしながら全身を使った動きを取り入れることがとても重要になると思います。 そこで、下に基本的なジョギングマトリックスの例を紹介します。これを参考にいろいろなジョギングドリルを作ってみてください。